ハメ撮りにおいて、撮影アングルは重要です。
なぜなら、同じシーンであっても別のアングルから撮影することによって、また違った趣があり、興奮度も変わってくるからです。
女性が自撮りをする場合でも、撮影角度を気にすることは多いです。
同じように男性が見たとしても、違う画角や違う距離で撮影した映像は見た印象が違ってくることがあります。
これは、単純に映像における情報量が多くなることも関係しています。
よくAVでも広角で広い範囲を撮影しているカメラと近くで女優さんをメインに撮影しているカメラが切り替わることがあります。
広い範囲で撮影することによって、周囲の風景が映るため、どんなシチュエーションなのかがよくわかるようになりますし、近くで撮影した場合はよりプレイに集中して細かいところまで見ることができます。
このように、複数のアングルで撮影する場合には、当然カメラも複数台必要になります。しかし、高画質なカメラを複数台所持している人は、カメラを趣味としている人以外は、なかなかいないでしょう。
そこで、ここではライトにハメ撮りをしたい場合に、手持ちのカメラ等を組み合わせて撮影するための機材構成について説明していきます。
目次
基本はスマートフォン1台でもOK
突発的に撮影する場合でも、基本はスマートフォンが1台あればハメ撮りは可能です。
あまりハメ撮り映像の質にこだわらない場合も、スマートフォン1台で十分でしょう。
ただし、できれば普段使いのスマートフォンは、できるだけカメラ性能の良いものにしておいた方がよいでしょう。
ハメ撮りに向いているスマートフォンはこちらの記事でも解説していますので、参考にしてください。
スマートフォン1台でハメ撮りをする場合、撮影方法はシンプルで、手持ち撮影か固定撮影の2択となります。
また、場面によって手持ちと固定を切り替えて撮影する方法もあります。
ここでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
手持ち撮影の場合
手持ちでハメ撮りをする場合のメリットは、なんと言っても自分の視覚と近い映像をそのまま撮影できることです。
例えばフェラチオをされている時にスマートフォンを持って撮影すると、撮影された映像も自分がフェラチオをされているような絵を撮ることができます。
また、自分の好きな加減でカメラを被写体に近付けたり遠ざけたりして、自由に撮影することができるのも1つの魅力といえます。
これこそがハメ撮りと言っても過言ではない、スタンダードな撮影方法です。
反対に、手持ち撮影のデメリットも存在します。
まず、手持ち撮影は常にカメラを意識している必要があるため、プレイに集中しづらいことが挙げられます。
手持ち撮影は自由度が高い分、少し気を抜けばカメラから女性がフレームアウトしてしまい、後から見返してみたら全く女性が映っていなかったということもあり得ます。
このあたりは1人で撮影することによる限界とも言えるでしょう。
撮影とプレイはトレードオフのようなところもあり、慣れるまでは大変です。
また、手持ち撮影はやはり手振れとの戦いともいえます。
フェラチオのように自分が受け身の撮影ならよいですが、セックスをしている時など、自分が動く場合にはどうしても手振れは避けられません。
もちろん、手振れ補正を搭載した機種を使うことによりある程度は軽減することができますが、それでも動きが激しくなればなるほど手振れも激しくなります。
撮影した映像から静止画を切り出そうとする時も、手振れが激しい映像だと絵がブレて、ボヤけたように見えてしまい上手く切り出せないことがあります。
このようにメリットとデメリットを考慮した上で自分に合った撮影方法を選択する必要があります。
固定撮影の場合
固定撮影は、三脚等の固定器具にカメラを固定して撮影する方法です。
スマートフォンの場合はどこかに立てかけて固定する方法もあります。
固定撮影の場合は、基本的にカメラを移動させないので、決まった画角、決まった角度で撮影することになります。
女性と近い距離にカメラを置いてしまうと、少し体制を変えただけで撮影範囲から外れてしまうため、少し離れたところにカメラを置くのが固定撮影の場合は通常と言えるでしょう。
手持ちよりも広い範囲で映すことが可能なのも固定で撮影するときの特徴と言えます。
身体についても全身を映すことができるため、全体感を映したい時にはおすすめの撮影方法です。
また、周囲の風景も一緒に映すことができるため、どんなシチュエーションで撮影したのかがわかりやすいのも良い点と言えます。
一方で、固定撮影の場合は近距離で撮影できないため、自分がプレイに参加しているような臨場感は得られにくいのがデメリットと言えるでしょう。
カメラの位置を移動させない限りは、ずっと同じ画角の映像が続くことになるため、映像が単調になりやすいという懸念もあります。
また、女性だけでなく、自分の姿もそのまま映りこむことになるため、ハメ撮り映像で自分の姿をあまり映したくない人にとっては、固定での撮影は向いていないかもしれません。
ただし、自分の姿が映っていることに興奮できる人ももちろんいるでしょうから、このあたりは人の好みで選ぶのがよいでしょう。
スマートフォン2台を使い分ける
ここまで、スマートフォン1台でハメ撮りする場合の説明をしてきましたが、これがスマートフォン2台になると、一気に撮影の幅が広がります。
スマートフォンをお使いの方は、機種変更をした時に以前使っていたスマートフォンが余っていたりするのではないでしょうか。
そんな時は昔の機種を引っ張り出してきて使うことができます。
また、ハメ撮り用にスマートフォンを1台購入してしまうのも一つの手です。
最近では、画質の良いスマートフォンが増えているため、選択の幅も広がっています。
スマートフォンを2台使う場合、その時の流れで撮影することが難しいというデメリットもあります。
1台であれば、「ちょっと撮ってもいい?」といった感じで、流れで撮影させてもらうこともしやすいですが、2台使うとなると、準備していたような印象が出てしまうため、事前に許可を取っていたり、ハメ撮りに慣れているような関係性を築けていない場合には、難しいかもしれません。
そのような場合は、まずは1台で撮影させてもらって、ハメ撮りに慣れてもらうのが良い方法です。
手持ち1台+固定1台で撮影する
スマートフォン2台で撮影する場合におすすめなのは、1台は手持ちで撮影して、もう1台は固定で撮影する方法です。
この構成を用いることにより、手持ちと固定の両方のメリットを受けることができます。
また、それぞれのデメリットを軽減することもできるのです。
臨場感溢れる映像は手持ちで撮影し、全体感は固定カメラで撮影することになります。
しかし、手持ちで撮影することには代わりはないので、やはりプレイに集中しづらいというデメリットは存在することになります。
固定2台で撮影する
手持ちで撮影するのが面倒なのであれば、思い切って両方とも固定して撮影してしまうのも1つの方法です。
2台とも固定カメラとして使う場合には、違う角度や違う距離で2台設置しておくのがおすすめです。
片方のカメラだけでは撮影できなかった映像をもう1つのカメラで撮影することができます。
例えばベッドがあったとして、1台は枕元から、もう1台は横から撮影することによって、撮影できる映像の幅が広がります。
この撮影方法の一番のメリットは、カメラで撮影していることを意識することなく、プレイに集中できることです。
手持ちのカメラが無いため、両手がフリーになって、プレイの邪魔をすることがありません。
固定カメラもある程度広い範囲を映せるようにしておくことで、ちゃんと映像が撮れているかどうかも気にする必要がなくなります。
また、カメラを2台用意しておくことで、カメラを移動する手間を省くこともできます。
固定カメラが1台だと、プレイの体制を変えた時にカメラの撮影範囲からフレームアウトしてしまい、後から見た時に女性が全く映っていないという結果になってしまう可能性があります。
それを防ぐためには途中で撮影角度や距離を調整する必要がありますが、それにはプレイを中断しなくてはならないこともあります。
しかし、カメラ2台をそれぞれ違う距離で撮影するように固定しておけば、どちらかのカメラで上手く撮れていなくても、もう片方のカメラで撮れていることが期待できるため、無駄にプレイを中断することも少なくなります。
ハメ撮り初心者が上手く撮影するためのポイント
この記事では、ライトにハメ撮りをするケースを想定しているため、本格的な機材は使わない前提としてスマートフォンを用いてハメ撮りをする方法を解説してきました。
スマートフォンのカメラは気軽に撮影できるのがメリットですが、そんな時でも少しの工夫で映像の完成度を高めることができます。
ここでは、少しでも良いハメ撮り映像を撮影するためのヒントを記載します。
手持ちの場合、できる限りスマートフォンを離す
スマートフォンのカメラはどのようなケースでも汎用的に利用できるように、多くの場合、広角でもズームでもなく、標準的な画角で撮影できるように作られています。
つまり、被写体を至近距離で撮影しようとすると、かなり被写体に近づいたような映像で撮影されてしまいます。
もちろん近づいて撮影することによる良さもあるのですが、一般的にAVで見るような距離感とは違って撮影されてしまうことも事実です。
こちらの記事でも触れている通り、ハメ撮りには広角での撮影が向いています。
つまり、標準的なスマートフォンのカメラで撮影する場合は、少し被写体からスマートフォンを離して撮影することがコツとなります。
例えば、正常位でのセックスを手持ちのスマートフォンで撮影する場合は、カメラを自分の顔の横あたりに持ってくる等、少し上の方から撮影することで、より広い範囲が撮影できるようになります。
これは、セックスシーンだけでなく、どのようなプレイに対しても共通していることです。
顔が見えるように工夫する
例として、横になった男性が女性にフェラチオしてもらっているシーンを手持ちのスマートフォンで撮影するとします。
その場合によくあるのが、女性がうつむきがちになってしまって、顔がよく見えない状態になってしまうことです。
前髪で顔が隠れてしまったり、咥えているところがよく見えなかったりと、映像としては微妙な仕上がりになってしまいます。
そんな時に「カメラの方を見て」と女性に声をかけたとしても、女性としては少し無理な体制になってしまうため、あまり上手くいかないことも多いです。
こういったケースでは、女性に少し後ろに下がってもらう、つまり男性の足元側に移動してもらうのがコツです。
顔の位置が後ろに下がるため、女性が顔を上げることも楽になります。このように、少し工夫することで、映像の出来を変えることも可能となるのです。
似たケースでは、後背位(バック)でセックスしているところを、女性の顔側から撮影する場合です。
バックで挿入している時、女性の顔は下を向きがちです。
こうなると、せっかくの女性が感じている表情を映すことが困難になります。
もちろん撮影している間、ずっと上を向いてもらうのは大変かもしれませんが、「ちょっとだけ顔を上げてみて」と声をかけることで、バックで感じている女性の表情を映すこともできるようになります。
ライトを使う
多くの場合、ハメ撮りは室内で撮影することになります。
そして、室内は撮影することを考えると光量が足りない傾向にあるのが事実です。
部屋の照明をつけていたとしても、多くの場合は光量が不足しています。
ラブホテルを使う場合などは特にその傾向があります。
多くのラブホテルは少し暗めの照明を採用しているため、普通に撮影しようとすると暗くノイズの多い映像になってしまいます。
そういった時は、スマートフォンの照明をオンにして撮影するのがコツです。
もちろん本格的な照明を使った方がベターではありますが、スマートフォンの照明だけでも映像の質は大きく向上します。
室内でのハメ撮りでは、照明をオンにして撮影するように気をつけておきましょう。
また、スマートフォン用のリングライトも売っていますので、少し工夫したい場合には、そのような外付けの簡易的な照明を検討してみてもよいでしょう。
まとめ
今回は、あまり構えすぎずにライトにハメ撮りをする場合を想定して、おすすめの機材構成や撮影のコツを説明しました。
最後に、一番の撮影のコツは、自分でいろいろと試してみて、自分に合ったスタイルを確立することです。
人それぞれ、理想とするハメ撮りスタイルは異なります。
各自でハメ撮りのPDCAを回して、自分なりのハメ撮りスタイルを築いていきましょう。